低用量ピルの副作用で吹き出物や乳癌が発症する可能性

低用量ピルは、妊娠を防ぐ医薬品として、世界中で避妊を目的に使われています。望まない妊娠を防ぐだけでなく、低用量ピルには様々な効果あり、生理の日を調整したり、女性特有の症状を改善することがわかっています。低用量ピルは、2種類の女性ホルモンを配合しており、定期的に服用することでホルモン由来の様々な不快な症状を改善します。
吹き出物が気になっている女性例えば生理前の吹き出物などの肌トラブルは、低用量ピルを飲むことで改善されるケースが多く見られ、海外では吹き出物やニキビの治療用の低用量ピルも人気です。日本でも、難治性の吹き出物にピルが治療薬として処方され、改善される症例が目立ちます。一方、低用量ピルには副作用もあります。ホルモン剤ですので、乳癌の可能性が若干高くなることがわかっており、乳癌のリスクがある方の服用は推奨されず、40歳以上で喫煙者の場合にも、慎重な投与が推奨されています。又、低用量ピルに含まれる女性ホルモンの種類によっては、吹き出物が誘発されることがあります。
これは、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンの活性によるもので、男性ホルモンの活性の低い低用量ピルを飲むことで吹き出物が改善する症例は多く見られます。ピルには非常の多くの種類があり、含まれる女性ホルモンの種類によって様々な特徴があります。最近では、太らないピルや皮脂の分泌を抑えるピルなどが若い女性を中心に特に人気で、超低用量と呼ばれる女性ホルモンの含有量が少ないタイプは、副作用が出にくいとして注目を集めています。日本では婦人科で処方してもらうことができますので、乳癌のリスクがある方は処方してもらう際に医師に相談することをおすすめします。吹き出物が出やすい方は、アンドロゲン活性の低いピルを処方してもらうと良いでしょう。